2020年にスタートしたadidasの「PRIMEBLUE」は、海に流入する前のプラスチックゴミを回収し再利用した素材、Parley Ocean Plasticを用いたアップサイクルライン。
昨今のファッション業界では、脱プラスチックやCO2排出量の削減など、環境負荷軽減のための取り組みが日を追うごとに盛んになっている。私たちは、店頭に並ぶたくさんの「エシカルな製品」を前に、グリーンウォッシュ(うわべだけ環境保護に熱心にみせること)なものを手に取らないためにも、それなりのリテラシーを身につけておく必要がある。
今回は、普段からadidasのスニーカーやアパレルを愛用しているというアーティストのYonYonとともに、危機的な状況にあるとされる海洋ゴミ問題の現状について、そしてPRIMEBLUEのようないわゆる「アップサイクル」アイテムが作られるプロセスとその有用性について学んでみよう。
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